ピラミッドとは何か?
ピラミッドと聞くと、エジプトや中南米にある四角錐状の巨石建造物を思い浮かべる人が多いでしょう。
しかし、実は日本にもピラミッドと呼ばれる場所が存在します。その一つが広島県庄原市にある葦嶽山です。
葦嶽山とはどんな山か?
葦嶽山は、広島県庄原市の東部に位置する、標高815mの山です。
どの方向から見ても三角形をしているのが最大の特徴です。
昔から神武天皇陵といい伝えられていて、鷹岩や天狗岩・鳥帽子岩のほか、鬼叫山には鏡岩、方位石、ドルメン(供物台)、神武岩といった多数の巨岩が存在します。
葦嶽山はなぜピラミッドと呼ばれるようになったのか?
1934年、ピラミッド研究家でオカルティストの酒井勝軍が現地を訪れて、巨石群や山を調査しました。
彼は、葦嶽山は世界最古のピラミッド本殿で、北側の鬼叫山が拝殿だと発表したことから、「日本のピラミッド」といわれるようになりました。
彼はまた、この山が古代エジプトや中南米の文明と関係があると主張しました。
葦嶽山は登山できるのか?
葦嶽山は登山が可能で、本村町野谷からのコースと、灰原峠からのコースの2つがあります。
どちらも約2時間程度で登頂できます。
登頂すると、360度のパノラマが広がります。また、巨岩群を見学することもできます。
まとめ
日本にもピラミッドと呼ばれる場所が存在し、その一つが広島県庄原市にある葦嶽山であることを紹介しました。
この山は、その独特な形状と、多数の巨岩が存在することから、「日本のピラミッド」と呼ばれています。登山や観光に興味がある人はぜひ訪れてみてください。
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