パワーストーンの種類は多く、一体どうやって選べばいいかわからないですよね。
基本的に直感でピンときたものを選んでいけばいいです。
ですが、その他にも選び方もさまざまな方法があります。
いろいろな選び方を知っておくと、いつもと違った素敵な石と出会える可能性も高くなります。
また、石の力を最大限に利用するための目安としても役立ちます。
ここでは、パワーストーンのいろんな選び方を紹介します。
鉱物には傷つきにくさを表すものの基準に「硬度」で示されています。
この基準を「モース硬度」といいます。
モース硬度は、最も硬い鉱物であるダイヤモンドを10で示しています。
10から数字が少なくなっていくにつれて、傷つきやすい鉱物になります。
パワーストーンを選ぶにあたっても、硬度がその石が持つパワーにも関係してきます。
一般的に硬度が高い石ほど高いエネルギーを持っています。
硬度が高い石は、あなたが弱っているような場合には、エネルギーが高すぎて疲れを倍化してしまうこともあります。
疲れていたり弱っている時などは、逆に硬度が低い石の方が適していたりします
硬度の低い石の持つ、繊細なエネルギーにより優しく癒やしてくれます。
普通は、硬度の高い石ほど他の人から影響されない力を持っています。
反対に、高度の低い石は、繊細で配慮してくれ、を癒してくれる力を持っているといえます。
10:ダイヤモンド
9:ルビー・サファイア
8:トパーズ
7:クオーツ
6:長石
5:アパタイト
4:フローライト
3:カルサイト
2:石膏
1:滑石
硬度が一番高い鉱物であるダイヤモンドでも、金づちでたたくことで簡単に割れてしまいます。
これには鉱物の「靭性」が関係しているからです。
靭性は、衝撃に耐える性質を表しています。
靭性が高い石として代表的なものは、ヒスイや真珠などが有名です。
表面上はキズつきやすいけど、衝撃には強く壊れにくい石なのです。
このような靭性が高い石は、粘り強さや忍耐力など、本質的な強さが必要な時に役立ってくれます。
あなたの精神状態や体調に合わせて、硬度や靭性で所持するパワーストーンを変えるといいでしょう。
パワーストーンは世界各地で発掘されて、市場に流通しています。
石にも、人と同じように生まれ故郷があり、産地によって性格に違いがでてきます。
その土地の地質などによって、石の個性が違ってくるんですね。
産出地の違いによって、特徴や持っている波動に変化が生じます。
だから、同じ種類の石でも違う産出地のものを比べてみると、違った印象を持つ場合があります。
今の自分に最適な産地の石に出会うと、しっくりきたり心に響くように感じます。
パワーストーンの持つ力は、同じ種類のものでも、微妙に一つ一つ違っています。
それが個々の石の個性となっています。
多くの石の中から選ぶ時には、石の輝きや触り心地がよいと感じたものを選ぶといいでしょう。
良い石だと感じたということは、今のあなたによい影響力をもったものだといえます。
他の人がこう言っていたからというのではなく、自分の感性で選ぶこともよい石と縁を結ぶ大切な機会となってくれます。
結晶系の自然鉱物は大きく分けて6種類にわけられています。
それぞれの結晶系の鉱物は、数の持つエネルギーとの関係性があります。
結晶系と数との関係を知って選ぶことで、より高度な活用をすることができます。
最初に数の持つエネルギーを紹介しておきます。
0:無限数…永久無限の無尽蔵のエネルギー
1:創始数…すべての始まり、創造と独立のエネルギー
2:分裂数…増殖していくエネルギー
3:発展数…繁栄と成功のエネルギー
4:変化数…転換と変革のエネルギー
5:帝王数…安泰と完全のエネルギー
6:世界数…調和と拡張のエネルギー
7:宇宙数…神霊や天界のエネルギー
8:達成数…強い意思と安定のエネルギー
数には、このようなエネルギーをあらわしています。
上下左右前後の結晶の一片の軸の長さがすべて同じで、交差するところが直交するものをいいます。
1を軸として、2、4、8の数のエネルギーをもっています。
鉱物の例としては、ダイヤモンドやガーネットがあげられます。
上下左右前後の3つの結晶軸が直交していて、上下の軸の長さが他の2辺の軸の長さと異なるものをいいます。
1を軸として、2、4、8の数のエネルギーをもっています。
鉱物の例としては、アポフィライトなどがあげられます。
4本の結晶軸のうち、上下の軸の長さだけが違っていて、同じ長さの3本の軸が120度で交差するものをいいます。
3と6の数のエネルギーを持っています。
鉱物の例としては、クリスタルクオーツやルビーなどがあげられます。
上下左右前後の3本の結晶軸の長さがすべて異なっているが、3本とも直交しているものをいいます。
2の数のエネルギーを持っています。
鉱物の例としては、トパーズやペリドットなどがあげられます。
上下左右前後の3本の結晶軸の長さがすべて異なっているが、そのうち2本は直交しているけど1本が斜めに交差するものをいいます。
1を軸として、2、4、8の数のエネルギーをもっています。
鉱物の例としては、ムーンストーンなどがあげられます。
上下左右前後の3本の結晶軸の長さがすべて異なっていて、3本とも斜めに交差するものをいいます。
3の数のエネルギーをもっています。
鉱物の例としては、アマゾナイトなどがあげられます。
形には、その形が象徴する意味や神秘的な力があります
研磨したりカットして加工されたパワーストーンには、その形がもつパワーが加わります。
完全性を象徴し、無限に拡大するパワーを表してるといわれています。
全方位にエネルギーを放射し、その場を安定させます。
愛と生命力を象徴し、活力と温かさ、喜びを生み出す力を持っています。
自分を愛する力を高め、周りとの調和や繋がりを強めてくれます。
卵の形は0の意味があり、宇宙の収縮と拡張による、生命の循環をあらわしています。
再生と復活を象徴し、新しいものを創造する力があります。
栄光と不滅を象徴しています。
横からみた三角形の形の3と、下から見た四角形の4を組み合わせた7の数字のエネルギーを持つ形です。
高次元への扉を開くエネルギーを持ち、インスピレーションを高めます。
それぞれの石の持つ力を強くして明確にしてくれます。
また、先が尖った先端からは、発展と拡張のパワーが照射されています。
目的をいち早く達成したい時などに向いています。
陰と陽のエネルギーをもった形になります。
古代から日本で強力な魔除けとして活用されてきました。
覚醒させた超自然の力を借りるツールにもなります。
五角形の星の形をしていて、人間、とくに女性を象徴しています。
また、強力な魔封じの結界をあらわす形でもあります。
エネルギーの安定や強化をほどこしてくれます。
六角形の星の形をしていて、幸運や正義を象徴しています。
相反する力を同時にもち、世界の調和をしめす形でもあります。
エネルギーを拡散、拡大させる力があります。
宇宙を象徴する形で、中央部分が現在をあらわしています。
心身のバランスを調和させる力があります。
石を分ける基準として大きく2種類に分けられます。
1つは、地球内部の成分が結晶して産まれた鉱物です。
もう1つは、生物がもとになって産まれた有機質の石です。
有機質の石としては、琥珀や真珠があります。
鉱物には、一つをやり通すようなパワーがあります。
有機質の石では、やさしい温かみのあるパワーがあります。
規則正しく、特定の方向に割れやすい性質をへき開性といいます。
へき開性の高い石は、思考の流れを一定方向に変化させてくれる効果があります。
見る角度によって色が違って見える性質を、多色性といいます。
多色性を持っているものは、二面性や多面性があります。
得られる効果にしても、さまざまな面があります。
屈折率とは、物質中での光の進み具合や、光が入る境界面によって進行方向が曲げられる指標のことです。
屈折率の高い鉱物としてはダイヤモンドなどがあげられます。
屈折率の高い石ほど、入った光を幾多にも屈折させて強く輝きます。
多くの意識につながり、訴えかける強い力があります。
条痕色とは、鉱物を粉末にした時に、その鉱物特有の色があらわれることを指しています。
アメシストなどは、条痕色がない鉱物なので粉末状にすると無色透明になります。
一方、ラピスラズリなどは青色の粉末になるので条痕色がある鉱物になります。
条痕色がある鉱物は、考え方を一新させて変化させる効果があります。
石に縦筋の光の模様が入ることをシャトヤンシーといいます。
代表例としては、キャッツアイやタイガーアイなどがあります。
また四条や六条の放射状の光をアステリズムといいます。
代表例としては、ダイオプサイトがあります。
どちらにも、次元を超えた存在を見る目を与えたり、別の次元へつながる働きがあります。
新たな能力の開発などの力もあります。
光を透過する石は「陽」をあらわし、不透明な石は「陰」を示しています。
宝石業界では、石を様々に加工して新しいものを作り出しています。
石に加熱や放射線、圧縮や浸食処理などの加工を行っています。
そうすることで石の色相を鮮やかにしたり、強度を高めたりできるのです。
このような加工をエンハンスメント・トリートメントと呼ばれています。
こうした加工がほどこされた石は、耐久性がアップしているので護符やアクセサリーなどに向いています。
以上、様々なパワーストーンの選び方を紹介しました。
初心者でどのように石を選んだらいいかわからない方は参考にしてみてください。
また、違った視点から石を選ぶ視点にもなるので、いつもと違う石を選ぶ目安としてみてください。